色づかいが濃い目の街

2019年08月18日(日) 04:38

UXいろいろ, ヨーロッパ所々方々, ウクライナ, マチとヒトの観察
KIEV IS FILLED WITH MANY COLORS
There seem to be many religions and religious people in Kiev, Ukraine. And, it was pretty impressive to find many colorful architecture in town. I liked the emerald green of Sofia the most. The red of the university was also pretty memorable. I wonder how those colors were selected, but English is not the ideal language to learn such details.

ウクライナの首都 Київ(キエフ)の街は宗教建築が山盛りです。ウクライナ正教にウクライナ・カトリック、ロシア正教などいくつも宗教が混在する街ならではなのかもしれません。全般的に信心深い人たちが多いという印象も受けました。観光地と化している教会の多くは観光客であふれかえっているのが普通で、祈りを捧げるために来ましたという風情の地元の人を見かけることは少ないのですが、キエフではどの教会へ行っても、地元の信者さん達がお祈りをしている様子を見かけました。お邪魔してスミマセン……と心の中でお詫びしつつお邪魔しましたが非礼があったらお許しください。

そして、どこもかしこも色づかいがド派手。まるで色の取り合いをしてきたかのよう。

[1] ソフィア大聖堂の鐘楼 [2] 結構つぎはぎだらけ [3] 鐘楼から見た大聖堂
[4] ソフィアの鐘楼からの眺め [5] 聖ミハイル黄金ドーム修道院 [6] 大飢饉追悼モニュメント
[7] 丘の上のアンドレイ教会 [8] 聖ウラジーミル大聖堂 [9] 真っ赤な国立キエフ大学
  • 11世紀初頭に創建された現存する東スラブ世界最古の教会 Софійський собор(ソフィア大聖堂)はエメラルドグリーン(写真[1][2][3])
  • ウクライナ独立後の20世紀終盤に再建された Михайлівський золотоверхий монастир(聖ミハイルの黄金ドーム修道院)はセルリアンブルー…って感じ?!(写真[4][5][6])
  • 18世紀、ロシアの女帝エリザヴェータの来訪を記念して建てられた Андріївська церква(アンドレイ教会)はターコイズブルー(写真[7])
  • 19世紀半ば創建のВолодимирський кафедральний собор(聖ウラジーミル大聖堂)は黄色に青いドーム(写真[8])
  • 1834年創立のKиївський національний університет(国立キエフ大学)は真っ赤な血の色(写真[9])

どうやって色が選ばれてきたのかとかとても興味深いけど、そこまでの勉強はできなかった。とりあえず英語がなかなか通じないので、聞いても会話が成立せずに諦めざるを得ないというのがなんとも残念。しかし、若かりし頃になぜか必死で勉強したロシア語をいまだに少し覚えていて簡単な単語ならわかる自分に驚いた。