生活のたのしみ展
2018年06月10日(日) 11:24
UXいろいろ, 本&映画の紹介, 日本発信四方山話, 東京, イベントの話- SEIKATSU-NO-TANOSHIMI-TEN
- On a sunny Saturday, I enjoyed shopping at Seikatsu-no-Tanoshimi-Ten, produced by Hobonichi and held at Ebisu garden place. There were full of small stands selling specialties, though the flow could be designed for more effective shopping and checking out. The one I liked was, again, a bookstore produced by the Hobonichi school principal. The conversation I had with the principal reminded me how hard to speak out how I think, behave, and want in my daily activities. Though I requested him to suggest a book for me which I might not choose myself, but I refused to buy the one he chose because I don’t like reading a book about cats as I don’t like them. Difficult to suggest something to someone, and also difficult to accept a suggestion from someone. I finally selected 2 books, but dream of becoming a person who can buy all someday.
雨の日曜日を避けて、真夏日の土曜日に、ほぼ日が主催する“生活のたのしみ展”に行ってきました。同じように雨の日曜日を避けた人が多かったからかどうかは不明だけど、えらい混雑だった…。暑いし…。入場前にペットボトルを一本買っておいたのは正解だった。なかったら死んでたわ。
で、はじめてお邪魔した生活のたのしみ展ですが、確かにちょっと楽しかった。小さな規模でも確かな品質のものづくりを心がけていると思しきお店の皆さんが、自慢の商品を並べて、販売してくれていました。しかしいかんせんスゴイ混雑で、ゆっくりは見られない。各店舗に会計をおかず、欲しいものは指定の買い物袋に入れて持ち歩き、最後にまとめてお支払いする流れ。この流れ自体はよく設計されてる。でも、会計の場所がイマイチ。会計を待つ列を作る場所もあまりうまく設計できていなくて、「最後尾はこちら」の看板を見つけるのも一苦労。そして果てしなく長い列。レジの数はかなり用意されているので列の長さが与える印象とは裏腹に待ち時間はそれほどではなかったけども。
入場料のかかるイベントなので、出入り口はなんとなくあるのですが、メインエントランス以外はチェックが緩く、普通に出入りできてしまいそうだった。でも、会計のときに改めて入場券の提示を求められるから、入場料払わずに買い物することはできない。もしそこで入場券を持ってない人が現れたらどうすることになってるのかな? 入場料をその場で払ってもらうんかな? それともお断りかな? 入り口から入り直してまた来てください…というのもなんだよな…。とにもかくにも会場と導線の設計には改善の余地があると思う。(注:雨天時は一部屋内に移動して開催するようです)
ちなみに購入したのは、本。また本。河野書店(ほぼ日の学校長の本屋さん)のテントに、学校長がオススメする30冊というのが並んでいて、なかなか選べなくて、優柔不断にアレコレ手にとっている私を見かねた店員さん(たぶん学校長さん本人)が見かねて「どんな本をお探しですか?」と声をかけてくれました。「普段自分では選ばない本を探しています」と答えたら、「では普段どんな本を読んでいますか?」と問われ、「あー、それは何気に難しい質問でして…」とかいうやり取りで、自分の普段の行動や思考、そしてニーズを言葉にすることの難しさを体感しました。自分で選ばない本を紹介してもらうことを欲しているのに、内田百閒の『ノラや』を勧められて「猫が嫌い」を理由に断ったりとかする面倒な客であった笑。しかし懲りずに付き合ってくれた店員さんとの問答の結果、2冊選んで買ってきましたー。店員さん曰く「良いチョイスです。間違いないです」って。まー、どれを選んでも良いチョイスなんだろうけど笑。
こういう本屋さんに出会ったら、財布と相談せずに「全部ください!」って言える大人になりたい。たぶんだけど、10冊なら言える。30冊というのがちょっと多すぎ。この辺のさじ加減がうまい絶妙な本屋を作りたいぞー!!。