Airbnbと吉野杉の家
2017年11月09日(木) 16:45
UXいろいろ, 日本発信四方山話, 奈良, リサーチャーの知恵袋, 泊まるコトコロ- AIRBNB & YOSHINO CEDAR HOUSE
- Dreamed of visiting the beautiful wooden house in Yoshino, Nara prefecture, and it was really beautiful, though it was super dark when I arrived at night. It took 4.5 hours to get there from Tokyo, and you should leave Tokyo early afternoon at the latest to get there before it gets dark. The room upstairs is compact and neat, could be an ideal reflective place, or just a nice relaxing sleeping room. The living room on the ground floor is a place for guests and hosts to enjoy eating and drinking together, and the serendipitous association. Not my style, to be honest, but it was a nice try and fun.
雑誌で見かけた“吉野杉の家”にどうしても泊まってみたくて、これまでなんとなく使う機会のなかったAirbnbにいよいよ登録を済ませました。そんなAirbnbは、ID認証が結構大変で、普通に挫けそうになったけれど、その大変さを分かっているらしきホストさんから「すみませんが、挑戦してみてください」との応援をいただいたのでなんとかクリアできました。たぶん、“PCでやるほうが楽”という先入観で普通にPCでやろうとしたオバサンも、最初からスマホでやっていたらもう少しすんなりクリアできたのではなかろうか。今後どんどん“PCでやるほうが楽”と思って失敗するケースが増えていくんだろうな…。
さて肝心の吉野杉の家は、Airbnbが企画して、吉野町とコラボしながら作り上げたコンセプト先行だけど素敵なゲストハウスです。吉野川沿いに静かに佇む吉野杉の家は、夕方に東京を発って向かうと4.5時間くらいかかりまして、見知らぬ土地へ向かうローカル線を乗り継いで、駅前に2台しかいなかったタクシーの2台目に乗り込んで、「この先まで行くとUターンできないからここで降りてもらっていい?」と言われ、果てしなく心細かったけれど「あそこのボンヤリと明かりのついているところだよ」という運転手さんの言葉を信じて向かおうとするも、しかし真っ暗すぎる川沿いをひとりで歩くのはコワイっつーの。ということで、先着していた旦那を呼び出しました。走って迎えにきてくれた笑。
翌朝、明るくなって見たら、やっぱり素敵だった、吉野杉の家。川の水量もそれほど多くなくて、ビビるほどではなかったな。まるで浮いているように見える階段を上がると、まるで屋根裏部屋のような雰囲気の寝室があります。窓は東西の端っこにある大きな三角窓だけなので、正直暗い。でもそこは寝るだけのお部屋で、基本的には階下のリビングルームでホストやもう一つのお部屋にお泊りの皆さんとコミュニケーションするのが、こういう宿のあるべき姿なんだな、きっと。
ということで、ホストも含めて、持ち込んだ食材やら惣菜やらビールやら日本酒やらで、みんなでわちゃわちゃやりました。比較的、苦手なやつ…笑。初対面の皆さんと楽しく交流するとか、はっきり言って苦手なやつ。とは言え、できないわけではない。しかもわたし達には、アルコールという強い味方がスタンバってくれていた。いや持って行ったんだけど…。そしてぜんぜん楽しく飲んで喋って飲みすぎて寝ました。6時くらいから朝ご飯を作りに来てくれたオバチャンとホストの話し声が聞こえ始めて、早いわっ!とか思ったけど、木の家って、こんなに声が響くものなんだなー、と。そんでもって、トイレとかシャワールームは当然1階にしかないし、美しすぎる壁の中に埋まっているトイレとシャワールームの区別に苦労するゲストが多いからか、ドアの上に「トイレ Restroom」って書いたシールを貼ることになってしまっていて残念でした(笑)。
吉野川を眺めながらの朝ご飯。おいしくいただきました。自分も含めて、さんざん飲んでたのに、みんな余裕の早起きですね。ホストはもちろん、たまたまご一緒した皆さん、なんの話をしたかほとんど覚えていませんが、失礼があったらお許しください。またどこかでお会いしましょう。