念願の未来食堂へ
2016年10月31日(月) 17:58
UXいろいろ, 日本発信四方山話, 東京, 食べるモノコト- LUNCH AT MIRAI-SYOKUDO
- Happened to have a chance to go to a long-sought restaurant, Mirai-syokudo in Jinbo-cho, opened and owned by an ex-engineer. There is only one menu, a daily special. Customers are expected to serve rice themselves. Those who volunteer their services would receive a free meal ticket for the next time. The ticket can be offered to someone else who really needs to eat for free. So many incredible and innovative ideas seem to have rationalized its management. I would love to visit it again to learn more sources of wonder.
先日、編集さんのところへ打合せに行ったら、なんともラッキーなことに、以前から気になっていた未来食堂へ連れていっていただけることになりました。わーい。小鉢のあつらえは夜オンリーってのをWebサイトで読んで、だからなんとなく夜しかあいていない食堂だといつか勝手に思い込んでおりましたが、定食たべたいだけだったら昼間もやってるんです。11時のオープンから、通しで22時までやってるんですってよ。もっと早く行けばよかった…。
そして、心の準備が整わないうちにあっという間に到着して、あっという間に着席して、あっという間にお食事が出てきた(笑)。編集さんは慣れた手つきでおひつから私の分までご飯をよそってくれて、端っこでアイスを食べてる店長と、いつの間にかおしゃべりまで始めていました。店長はその後もずっとアイスを食べていました。なぜ?
ちなみにその日のメニューは“焼鮭と豚汁”でしたー。前日の“唐揚げとフライドポテト”とか、翌日の“秋のクリームシチュー”が実は果てしなくお好みだったけど、未来食堂のメニューは日替わり一種類のみなのです。だから早い。他にもきっといいことたくさんな仕組みなんだろうな~、とか想像しながら、“焼鮭と豚汁”も極上のお味でしたので普通に大満足です。家で焼き魚あんまりしないしね。一口デザートでお口直しをして、さくっとお昼ご飯終了です。あー、これは回転よくなるわ。
でも長居する人が出ると困るから、“混みあいましたら、席をゆずり下さいませ”とおねがいが書いてありました。他にも、店主が目指す質の高いサービスを気持ち良く提供しつづけるためのおねがいがいくつか記されています。
帰りがけに、入り口のところに貼ってあった“ただめし券”を拝見。50分のお手伝いをすると一食もらえる”まかない”を自分で消費せずに他の誰かに提供するという善意のバトンです。渡す相手を指定してる人とかもいますねー。おもしろいなー。でもまぁ、なんとなく、こういうのは食欲旺盛で将来有望な若者とかに譲りたい気がしてしまうオバサンは、普通にお金を払っていただきます。というか、ただめし券を誰かにプレゼントする側になりたいのでまかないに挑戦したい。いや、さしいれのお酒を持ちこんで、あつらえ頼めるディナーにいくか? うーん、いやそれよりも貸し切りで宴会したい。あつらえおねがいし放題。誰かなんか企画して(ここは人頼み…笑)。