上賀茂神社の烏相撲
2014年09月09日(火) 21:35
日本発信四方山話, 京都SUMO WRESTLING CEREMONY AT KAMIGAMO SHRINE: Children, who have received training in sumo for this day, performed speedy and powerful sumo wrestling for God and audiences on such a roasting hot day. There was a match which was hard to judge, but young wrestlers never argued with an umpire, which was a respectable attitude. They should use the frustration as a springboard for the next challenge.
今日の京都は暑かった。上賀茂神社の参道は日陰が欠片もなくてすごく辛いのだ(写真[1])。朝のジョギングにうっかり時間を使いすぎて、重陽神事に間に合わないという失態からスタートした本日ですが、烏相撲には間に合いました。というか、ギリギリ間に合ったのだと思っていたのですが、その後の神事が長くて長くて、知らずに待つ時間の長さがいかに観客を焦らすことになるか、身を持って体験した気分です。
取り組み表を読み上げるなど神事の要所を司る神職さん(写真[4])や相撲の陪審を担う斎王代(写真[5])はこの気温のもとでその装束だから本当に暑くて大変だと思います。が、ふんどし一丁で炎天下に座って待つ子供たちも、皮膚がチリチリ焼ける音が聞こえるのではないかと心配になるほどでした(写真[6])。いや、それにしても、相撲取りたちがみんなガリガリで驚いた。この相撲のために気合いで太る…みたいな子供は今どきいないのね(笑)。
そんなガリガリ力士たちでしたが、取り組みはスピード感も迫力もあって、観戦していたら思わず、あ~とか、おぉーとか、声が出るほどでした。きわどい判定があったりもして、勝った!と思ってガッツポーズをした後に負けを宣告されてしまう可哀そうな子もいたり…。でも、そこで判定にとやかくは言わない。立派です。その悔しさをバネに来年また頑張ってほしいですね。