トイレの入り口に暖簾

2014年02月10日(月) 18:08

UXいろいろ, 日本発信四方山話, 大分, サインやUIの話, モノ+コトの話

SHORT SPLIT CURTAIN FOR TOILET: Oita station has been renovated, and everything is clean and neat. I liked the arrow pointing to the direction towards the toilets, but I knew the pictogram at Ishigaki Airport was better. That aside, the short split curtain got my attention. It’s strongly connected to the image of Onsen or public bath, which successfully creates an aura of “Onsen Oita.”

JR大分駅周辺は再開発モリモリ進行中でした。一足先に再開発の済んだ駅自体は、新しいのだから当たり前ですがスゴクきれいで、空間にもゆとりがあって、バリアフリー当たり前で、とてもイイ駅でした(写真[1])。

 

[1] 大分駅はとてもキレイでした [2] 矢印で向かう先は明らか [3] 暖簾が伝えるお風呂イメージ

キレイで嬉しいと言えばトイレですが、ぜんぜん行きたくなかったので使いませんでした(笑)。でも、ちょいと入り口を拝見しましたところ、廊下を突き当たった先を左右のどちらに進むべきか、突き当たる前に分かるよう矢印←を添えてくれていて親切だった(写真[2])。11月以前の私なら、この矢印一つで大分駅をべた褒めするところですが、石垣空港のピクト君を見ちゃった後なので残念ながら評価はワンランクダウンです。

それよりも気になるのは、暖簾かな…(写真[3])。さすが“おんせん県”あらため“おんせん県 おおいた”です。暖簾ひとつで温泉というか、銭湯というか、とにかく風呂だ。お風呂のイメージというか雰囲気を、ばっちり醸し出せている。スゴイ。いや、スゴイのは大分駅ではなく“暖簾”のような気もするが、それを駅のトイレに採用するというのは十分に斬新な感じ。そういうわけで、やはりJR九州はよくやっています。