東京でおいしいお肉
2014年08月21日(木) 19:03
UXいろいろ, 日本発信四方山話, 東京, おいしいモノの話, サインやUIの話, モノ+コトの話DELICIOUS BEEF IN TOKYO: The dishes we enjoyed in Hokkaido were really nice and reasonable, but if you are willing to pay a decent amount of money for something truly nice, Tokyo could be the best place to visit. Now, here is a popular restaurant for beef lovers in Tokyo, that is Grilled Aging Beef. Though the menu which is to tell you the linear difference between marbling beef and lean beef needs a little work for an easier understanding, the served aging beef was, yes, genuinely nice. As required minimum order is quite a lot, you’d better arrange a big group to enjoy various parts of beef.
若い頃アルバイト先で、東京から出張で札幌に来ていた人に「美味しいモノを食べたかったら東京が一番」と言われ、美食を誇る北海道に生まれ育った若き日の自分は「そんなはずない。北海道が一番!」と言い返した。けっこう忘れられない思い出です。
東京での生活が15年を過ぎた今、「東京が一番」というセリフに結構同感できる自分が実はいる(笑)。昨日紹介したとおり北海道で食べたモノたちは確かに美味しかった。さすが北海道なのだ。それは間違いない。でもたぶん、それなりの金額を払えば同等かそれ以上の“北海道の味覚”を約束してくれるお店は東京にある。むかし東京人に言われたのは、きっとそういうことだったんだろうなーと思ったりなんかしながら今日は東京でウマイ肉を食べさせてくれる(でもボチボチ高い)お店の紹介。飯田橋にあるグリルド エイジング・ビーフです。
黒毛和牛を1頭まるごと40日間もドライエイジング(乾燥熟成)させて旨みをギュッと凝縮させたお肉を堪能できるお店です。メニュー(写真[1])にチェックのついた部位が、その日オーダーできるお肉です。右上に牛さんのイラストがあって、それと照らし合わせてね!ということのようですが、その照合は庶民には難易度高かったです。照合できなくても、赤身なのか霜降りなのかというところがオーダーする側としては気になるものでして、それはメニューの右上に記されているオレンジの部分で分かるようになっています。上にいくほど霜降り、下にいくほど赤身という実にシンプルでリニアな情報です。が、部位の説明や料金を記した左下の部分は、同じようにリニアに並んでいるわけではなく、霜降りと赤身以外は全部カタカナで聞き馴染みがないしってことで、一枚の紙に書かれた情報をあっちこっち照らし合わせながらドレたのむ?と相談するのはかなり大変でした。まずこのメニューをもっと分かりやすくしてから肉食べたい…とか言っちゃう職業病(笑)。
ちなみに、800グラムからのオーダーしか受け付けてもらえない大判1枚グリルは少人数だとあり得ないのでパスを余儀なくされますが、次の選択肢である厚切り塊肉グリルも最低200グラムからということで、3人だと3部位でも多いくらいでして、なるべく大人数で行くことをオススメします。あるいは“本日のチビ塊”としてボードで案内されている(写真[2])その名の通りの少量肉を細々たくさんオーダーするのが、少人数チームにはイイのかもしれません。ただし数に限りがあるようなので、チビ塊狙いの場合は早めに行くのが必須です。
とにもかくにもお肉は極上のお味でした(写真[3])。二皿目からは肉とお喋りに夢中になって撮り忘れたうえに、この写真のお肉がどの部位かもまったく覚えていないという…。